2016年6月30日木曜日

地元ジャーナル紙のインタビュー記事を掲載しました。

地元老舗ジャーナル誌、『北方ジャーナル』昨年12月号に掲載された個人インタビューを、取材してくれたひきこもり、不登校関係の専門ジャーナリスト、武智敦子記者の了解を得てこのホームページに再掲させていただきました。→こちら

話は3時間以上した記憶があるので、かなり広範でけっこうディープな内容になっています。
自分でも何を話したか覚えていない部分も多くて、不登校、フリースクールなどの話はかなり印象論で語ってしまっており、その点は大変申し訳なく思っています。その領域を知っているわけではないのに......。

そのように軽はずみな発言もありますが、インタビューの最初と最後は結構、思いはその通りのものです。
また、いま時期の課題がラストにやや予言的に述べられているところもあって、興味深いです。

いまの自分は父親の身体介護、母親の認知力の問題と、親介護の問題が一挙に両方持ち上がってきていて、医療介護領域の方々とコーディネートしたり、身体問題がない母親の見守りとなかなか自由にならない身になりましたが、いずれも通らねばならないことであり、ひきこもりかそうでないかは関係なく、親介護の問題というのは中年世代が突き当たる新しい認識へ向かう重い扉です。

変わらなければならないことと、変わってはならないこと。いまはまだその整理はうまくつきませんが、それを自分の中できちんと仕分けしていく必要を感じています。

今度の選挙もそうです。国や人びとが大きな目標を掲げてそれを夢見て手足を外へ外へ広げていく開拓者モードで行くのか、それとも「生活」という「日常」にかかずらわる精神のウエイトの方向へ行くのか。そういう選択でもあると思っています。

個人的にはこの成熟した社会では「POWER」志向ではなく。「COURAGE(精神力)」の時代に入っていると思っていますが。